少しして、キャミソールとスカートを履いて出てきた。



「…お願いします」


「うん」



俺は浴衣を着せ始めた。



…細い腕。白い肌。



俺はどこ見てんだ…。



自分を叱って、着付けに集中した。



数分後



「わぁっ!!ぁりがとう」



朝奈が嬉しそうに言った。



「おう」


「じゃぁ朝奈が髪やるッ!!」


「…俺ヅラだよ」



「いいの」と言って俺の後ろに立って髪をまとめた。