最強姫と炎の王子

街は活気に満ちていた。


シルフィーは街に出るとレイを傍に置いて


報告書を見ながら目的地に向かっていた。


街道を歩いていると、声をかけられた。


「あら!シン様!!仕事ですか?」


野菜を売っている店のおばちゃんが


声をかけた。


シンとはシルフィーが能力者としての


活動名。


シルフィーとしては顔を出していないので


シンとして顔を出しても変わらない。


「今日も仕事で。あとで寄ります。」


シルフィーは簡単に声をかけて


目的地に向かった。