結局、亮喜の部屋の

段ボールからカップラーメンを

掘り当てて

食べた。



「そーいえば
 小さい時とか
 親いないとき
 こうやって食べたよね~」

「そーだっけ。
 覚えてねぇや」

「えぇ!!!!!
 最近のことだよ?!
 亮喜・・・
 もう老化始まってる?!」

「始まってないし。
 それより
 美織の方が老けただろ」

「えッ・・・」

「顔とかヤバい」

「酷いッ
 もう、亮喜なんか知らない!
 ごちそうさま!!!」