「ウソでしょ~~~~~~!!!」



ガヤガヤとしていた学校が、シ~ンと静まり返る。



「ご、ゴメンナサイ・・・」



アタシ、藤川美織。

この春から、華の高校生になるため。

そして、“恋”をするためにここへ来たというのに・・・。

入学早々、人類全滅級のあり得ないことが起こった。

それは・・・。