―――… 「本当ありがとうね。結斗くん。うちの馬鹿娘が暴走して」 煎餅を片手にお母さんがお礼を言う 少し落ち着いてから、結斗に家まで送ってもらった お母さん、心配してくれてるのかな?とか思いながら帰って来たのに 私が帰ってきたとき、テレビを見ながらがははは笑って煎餅食べてた 何かガックリ来たけど、私のお母さんはこんなもんだ。 ペシッ 「痛っ!」 「どうせ、アンタの事だからお礼言ってないんでしょ」 ゔ。 流石、お母さん。よく私のことを知ってらっしゃる