顔が赤くなるのがわかる


フッと結斗が笑う


「言え」


「…～っ」


結斗の息が私にかかってゾクッときた



何も考えれない


理由なんか考えれない


好きになるのに理由なんていらないのかもしれない



…それが答えなのかな？


わかんないけど、今の状況はどうにか止めて欲しい



私は力いっぱい結斗を押す


だけどやっぱり、女は男の力には敵わなくて


ビクとも動かない



退けてくださーい…