結斗は苦笑いしながら
「気をつける」
沙織にそう言うと私の頭をワシャワシャかき回した。
…っ!
何するんだよ!ばか結斗!
髪ボサボサになるじゃん!
結斗を睨みつけそっぽをむく
私の言いたい事がわかったのか
「元々ボッサボサだろ気にすんな」
不敵に笑うあいつが私は憎い!
「まぁ、せいぜい嫌われないようにがんばってください」
沙織はそう一言いうと家に入って行った
なんのことだろうと首を傾げていると
ゴンッ
いったーい!!!っていつもなら声を上げているだろうけど今日は喋らないことを決めたんだ!
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