【短】意地悪教師


「沙織。本当、遠慮しなくていいよ!」


ベシッ


いったーい!

結斗に手加減なしに頭を叩かれた



「お前は少しは遠慮しろ。まぁ、兎に角、沙織ちゃん行こうか。」


結斗は沙織の肩をもち歩き始めた



「あ、ありがとうございました!」


私はここまで案内してくれた茶髪のお兄さんにお礼をいう


「ううん。いいよいいよ。それより、早く行かないと結斗が待ってるよ」


お兄さんは視線を私の後ろへずらし苦笑いしていた