「どうする?」 茶髪の大学生は結斗を呼ぶかどうするか私たちに聞く 「あ、いいです。呼ばなくて」 結斗が気づく前に帰りたい。 「わかった。なら校門まで送るよ。」 にっこりと笑う うん。結斗とは正反対! これが結斗だったらたとえここまで連れてきてくれたとしても ここで、じゃあなって言ってほっとかれるのが目に見えてわかる 「あ、ありがとうございます!」 茶髪のお兄さんに私と沙織はお礼を言う