「ねぇねぇ、君たちどうしたの?人探し?」 大学生って感じの茶髪が話しかけてきた。 「えっと…」 「そうなんですー!あのっ、春田結斗って人なんですけど…」 私の言葉を遮って沙織は話す どうか、知り合いでありません様に…! 「ん?結斗なら、さっき見たよ。」 「本当ですか?どこにいるか教えてください!」 もう、何も考えれません。 まじですか 本当に会う気? 「あ、私…」 「やった!真琴、案内してくれるって!ほらっ行くよ」 沙織、絶対確信犯だ! あの黒い笑顔が物語ってる…