他に来ている学校の走り高跳びの選手が跳ぶのを見ると、少し焦る。

俺は、ああやって跳べる日が来るのだろうか…。



っていうか?なぜに俺は跳ばせてもらえないんだろうか。





「綾人くん、お疲れさま。」

「お疲れさまっす。」

「…クスクス。」

「なんっすか?」

「すごく跳びたそう。」





…ばれてた。俺、ダッセ-。