「調子良さそうだな。」





巧先輩も、自分の練習がキツいはずなのに、俺のことを気に掛けてくれる。

さすがだよな。…きっと、俺には真似できないだろう。





そうそう、夏休みは俺ら陸上部は学校から電車で少しいったところにある競技場に練習に行く。

もちろん、そこには走り高跳びの器具も揃っている。







けど、先生はいまだに俺を跳ばせてくれない。