「ホントに?ありがとっ 制服似合うか心配だったんだー ぢゃあ朝ご飯食べに行こっかぁ」 と、言って瞳ちゃんは ドアに向かって歩きだす。 後ろ姿の瞳ちゃんを見て 毎朝抱きしめたいと思った。 行かないで、って。 今日から瞳ちゃんが同じ高校に来る。 一緒にいれる時間が増える。 「ほーんと、嬉しい!」