次の日も私はいつもどうり お兄ちゃんを起こしに行く。 「お兄ちゃん!起きて!」 「瞳ちゃん、おはよっ」 ぎゅう いつも通り私はお兄ちゃんの ニオイに包まれる。 「瞳ちゃんまだぁー?」 「ゴメン今行くっ」 玄関を出るとお兄ちゃんは もう自転車に乗っていた。 「早くっ乗って♪」