「ぁ。怪我してんじゃん!!!ごめん。本当にごめんッ!!!!!」



「へ、平気ですよ。このくらい!!!!!」



少し血が出てるだけだし。


「いや、放っとくのは俺のプライドが許さないから。でも、時間ないしなぁ…。そうだ!!!!連絡先と名前。教えてくれる??????」



「へ????」



今、なんとおっしゃいましたか????



「携帯は????」



「ぁッ。はいッ!!!!」



彼に、携帯電話を差し出した。



彼が、私の携帯電話を手に取った瞬間、私の手に彼の手が触れて、妙にドキドキ((笑


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