その瞬間を・・・俺は今でも鮮明に覚えている。

声の主は奇麗な真っ赤な髪の持ち主で。

背が高くて美少女で。

彼女が歌っていた鼻歌は聞いたことのないメロディーで。





―――俺の瞳に今でも奇麗に残っている。