「……デート?!!」
携帯にしがみついて、嬉しさに震える声をなんとか抑える。
『俺たち付き合って一週間経ったしさ。そろそろいいかなって考えてみた』
「行く!行きたい!」
もちろん私は即答。
『そしたら、また明日学校で話そう』
「うん!……じゃぁ……」
『おやすみ』
「……おやすみ」
電話が切れたあと、携帯をタオルの上に置いて再び湯船につかる。
「やっった―――!!!!」
この時の私の声はあまりの叫び声だったらしく上がったあとはお母さんにみっちり怒られました。
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