ヒロキは
アタシの部屋に慣れっこで
いつもの場所に座って
テレビをつけた。
アタシはさっきコンビニで買った
ダイエットコーラを
グッと飲んで一息ついた。
それから、エンマミと一緒に
買った包みを開けて
中身をヒロキに手渡した。
「これ、アタシからの
誕生日プレゼント」
アタシは緊張が
ヒロキに伝わらないように
またグイっと
コーラを飲む。
ヒロキが手のひらを
じっと見つめている。
言葉に困っているようだった。
うすいピンクのグロス―…
アタシはヒロキから
グロスをとると
ヒロキのうすい唇に
少しだけのせてあげた。
「とってもかわいいよ」
ヒロキは悲しいような
うるんだような顔をして
アタシの顔を見つめた。
アタシは精一杯の
笑顔で答えた。
「コロちゃん」
アタシの部屋に慣れっこで
いつもの場所に座って
テレビをつけた。
アタシはさっきコンビニで買った
ダイエットコーラを
グッと飲んで一息ついた。
それから、エンマミと一緒に
買った包みを開けて
中身をヒロキに手渡した。
「これ、アタシからの
誕生日プレゼント」
アタシは緊張が
ヒロキに伝わらないように
またグイっと
コーラを飲む。
ヒロキが手のひらを
じっと見つめている。
言葉に困っているようだった。
うすいピンクのグロス―…
アタシはヒロキから
グロスをとると
ヒロキのうすい唇に
少しだけのせてあげた。
「とってもかわいいよ」
ヒロキは悲しいような
うるんだような顔をして
アタシの顔を見つめた。
アタシは精一杯の
笑顔で答えた。
「コロちゃん」
