「雨宮も素直になったら?


俺の顔見て“かっこいい”って言ってたくせに…」



「なっ!!!

そっ、それは…///」




あれ?

図星か…?


ちょっと鎌を掛けたんだがな…

雨宮が黙り込む


まあ、いいか

このほうが好都合だし



「雨宮…」


俺はそう呟くと
雨宮の頬に手を添えた


「んっ…」



雨宮は動揺して動けないでいる


そうだ…!

今なら、眼鏡を外す絶好のチャンス…



俺は雨宮の頬につけた手を
そのまま眼鏡へと滑らせる


カチャ…


「ヤメッ…」



あと…

もう少し…






ドガっ!!!!!!




「ぐはっ…!!」





そう


その痛みは突然だった


俺は2メートルほど吹っ飛び

床に倒れた