…しばらくして私たちが小学5年生に進級すると、優月はあの日の出来事を私に教えてくれた
とくに感情を出すこともなく淡々と話をしていく優月…
そして最後に「私のせいなんだ…父さまと母さまが亡くなったのは…」
…と、消え入りそうな声で力なく笑って言った
多分それが二年ぶりに見た優月の笑顔…
その後私は壊れたように泣いた
本当に泣きたいのは優月のはずなのに…
辛くて悲しくて悔しくて涙が止まらなかった
ごめん
ごめん
ごめん
ごめんね…
優月
優月が一番辛かったときに一緒にいられなくて…本当にごめん
私はなんて無力なんだろう
大切な親友の涙一つもぬぐってやることができない…
ごめん、ごめん、ごめんね…優月
そしてありがとう…
事故のこと話してくれて…本当は思い出すだけでも辛いことなのに、私に話してくれてありがとう
私はこの時決意した
これからは私が優月を守るから…
優月が笑わないのなら私が笑おう
優月が泣かないのなら私が泣こう
優月の笑顔を取り戻すまで
優月が涙を流すまで
私はずっと優月といるから…

