ピッ
「もしも『やっとでたぁぁあぁああぁぁぁあぁぁあぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
キーーーーン
亮也がカイチョーの電話に出ると、離れててもわかるほどの声が生徒会室に響いた
…亮也、かわいそうに…
今のは絶対痛い、耳が
オレなら多分床にのた打ち回っていたに違いない
若干顔がひきつっている亮也をよそに電話の主は未だに勢いよく話している
『優月っ!!今日は一緒に帰るから、終わったら電話するって行ったでしょ!?
コレ、何回目の電話だと思ってるの?』
カイチョーにかかってきた電話、砕けた口調…
これだけで電話の相手が誰なのかはだいたい予想がつく
失礼だけど…ぶっちゃけカイチョーには電話番号とかを教えれるような友達はほとんどいない(つーか友達自体いない…)
それに“あの”カイチョーにあんな口の効き方をできるヤツはオレが知る限りでは一人だけだからな…
『優月、今日の生徒会企画の事だって何にも言ってなかったし…
どーせ疲れて寝てたんで「木ノ下…ちょっといいか?」
『…えっ?
その…声、もしかして副会長さん?』

