!?
この声は…
「会長っ!?」
ガラガラガラガラッ!!
オレは手に力を込め勢いよくドアを開け、生徒会室の中に駆け込んだ
「会長!!
大丈…夫、か…」
「雨宮…!?」
「雨、宮…さん?」
「先ぱ…ぃ…」
オレに続いて亮也たちも生徒会室に入る
しかし目の前の光景にオレたちは言葉を失った
「…ひくっ…ぅ…
ふぅ…ゥぅ、ひく…」
生徒会室にいたのは完全無欠の生徒会長、雨宮優月ではなく
涙で頬を濡らして床にしゃがみ込んでいた黒髪の美少女だったからだ…
オレは今の状況が理解できないままその場に立ち尽くしていた
ここは生徒会室で、普段ならカイチョーが生徒会長の椅子に座っているはずだ
だが現在ここにいるのは見たこともないような黒髪の美少女…
流れからして彼女がカイチョー、雨宮優月と考えるのが妥当であるが…頭がついていかない
オレ自身よく『メガネっ娘は眼鏡を外すと美少女だ』と口にはしていたが、まさか本当にそうだとは思っていなかった
いや、カイチョーが美人であろうということは眼鏡越しに見える瞳やスッと通った鼻筋、色白の肌から大体の想像はつく
でも…まさかここまでなんてな…

