まあ、ダメもとで確認っていうことで…だったんだが
問題が起きたのがこの後だ
『………………。』
目を見開いて黙り込む東條直人
暫くして彼は瞼を閉じ、そしてゆっくりと目を開く
その瞬間、彼の“空気”が変わった
『…はぁ…
ほんっとあんた達って面倒くさいな
今の電話、聞いてたでしょ?
たった今家の方に連絡したんだから、学校側に連絡なんていれてるわけないじゃん
それに俺、あんた達みたいな真面目集団の中にいるのウンザリするんだよね
その上、学年主席はオタクガリ勉女だし
マジでやってらんねぇ』
そりゃあ…初めは東條直人の変わりように驚きもしたが、生徒会室を去るときの態度からしてその性格は想像できなくもない
あからさまに嫌悪をぶつけられ改まった態度で接するのが馬鹿らしくなった俺は、少し不機嫌な口調で東條直人に話し直すかたちとなった

