なんだか…
今年の1年生はある意味すごいなι
個性が強いというか肝が据わっているというか…
一筋縄ではいかなそうだ
『神崎…』
『あ…はい!』
いきなり高城先輩に名前を呼ばれ慌てて返事をする
高城先輩は俺と目をあわせた後ドアの方に視線を向けた
…………
『は~…
分かりました。行ってきます』
高城先輩…
そんな困った目で『東條くんのところ、様子見に行ってくれないか?』なんて訴えないで下さいよ…
『あ、いたいた…
東條くん!少し待ってくれないか?』
生徒会室を出て東條を探そうと校舎を見渡していたら、渡り廊下のところに電話をしている奴の姿を見つけた
『東條、くん…』
『…ああ……そう言うことだから迎えを頼む…ピッ
ん?
貴方は…生徒会の…
まだ何か僕に用ですか?』
『いや
用というか君、入学式に出ないんだろ?
でもそのことに関してこちらの方に届け出が出されてないから
担任か誰かには伝えてあるのかな?』
一応言うべきことは言ったつもりだ
本人が用事があると言う以上、こちらも無理強いは出来ない

