いきなり立ち上がった東條直人に生徒会役員の目が集まる
…雨宮に関しては先ほどもらった紙を黙読しているが(どれだけ関心がないんだ)
すると東條は申し訳なさそうに話を始める
『代表の生徒に選ばれたのは、僕自身大変嬉しいことなのですが…
生憎、この後に予定が入っていまして入学式には参加できそうもないんです
なので僕が言うことになっていた言葉はそちらの方にお願いして下さい
それでは失礼します』
ガラガラガラ…ピシャン
・・・・・・・・。
『えーと…どうしようかな?』
東條直人のいきなりの行動に困り果てる高城先輩
確かに『予定がある』と言っていきなり代表の挨拶を断られるとは誰も思わなかっただろう
仕方なく生徒会全員が代わりの代表を決めるかどうしようか悩んでいると
『私は別に構いませんが』
雨宮の凛とした声が生徒会室に響いた
『え…あの、雨宮さん?
構わないっていうのは誓いの言葉のことかな…?』
高城先輩は少し驚いたように聞き返す
『はい
今から代役の方を決めるのは難しいと思いますし、私でよかったら両方受け持ちますよ?』
雨宮は飄々とした感じで話を進めていく

