生徒会長の悩み事

~神崎亮也side~






生徒会室に向かう途中2-Aの東條直人を階段で見かけた



先程のこともあったので、礼でも入れようかと思ったが止めておこう…



今日は色々な事がありすぎて少々疲れた

東條直人と接触するのは正直面倒だ


また後日でもいいだろう



本音を言えばただアイツに関わりたくないと言うだけなのだが…




アイツ…東條直人に初めてあったのは去年の入学式の時だ



入試で1位だった雨宮と2位の東條は、新入生代表のあいさつについて生徒会室で説明を受けていた



『…と、いう訳で雨宮さんには新入生代表あいさつを
東條君には誓いの言葉を言ってもらいたいんだ』



当時、生徒会長だった3年の高城大和(タカシロ ヤマト)先輩がそう説明するなか俺は庶務としてこの生徒会に入っていた



(今年の1位は女子だったのか…
しかも絵に描いたようなガリ勉スタイル…

もう片方の男子は
はっきり言って俺の嫌いな人種だな)



資料をまとめて二人を横目に見ながらそんなことを思っていた




『はい。

この紙にそれぞれの言う言葉が書いてあるから…』


ガタッ


『ん…?東條くんどうかしたのかな?』



高城先輩の話が途切れたので何かと思ったら、東條直人がソファーから立ち上がっていた