・・・・・。
なんだか気まずい雰囲気だな
怪我の一つや二つでこんな重たい空間つくるなよ…
あっ
そういえばコイツ等、この後に生徒会企画とかいうやつをやるんだったけ?
だから副会長の奴
わざわざ怪我のことを隠してたのか…
「これくらい、どうってことない
ステージには、支障をきたさないから安心しろ
だから、雨宮…そんな顔するな…」
痺れを切らした副会長が口を開ける
しかし、その言った言葉に疑問を持ち
そちらの方に視線を向けた
そんな顔って、どんなだ…?
……………。
見るんじゃなかった
なんだよ、アレ…
不安と心配で、今にも泣き出すんじゃないかというような雨宮の顔
そんな雨宮の額に手を置く副会長
何なんだよっ…!!
なんかよく分かんないけど
もの凄く気分が悪い
いつの日だったか
雨宮と裏庭で会ったとき
あいつは俺の心配をしてくれた
音楽室の時も…
俺の事を思い、案じて心配してくれた
いつも周りに厳しい雨宮が初めて俺に見せた表情
しかし
今それは、俺じゃない
ほかの奴に向けられている

