アイツとなんか出会うんじゃなかった。



そしたらこんなことにならなかったのに。




『亜美さん!!おはようございます』


「朝からうるさい。

あたし、低血圧なの」



『すみません。

怪我は大丈夫ですか?』



あーもう!!

ホントうざい。



いつまであたしに付きまとう気?って感じ。



あたし、斎藤 亜美(サイトウ アミ)


高校1年

3ヶ月前に入学したばかりのピチピチの15歳だ。



実はあたし、学校1可愛いって言われてたりする。



スタイルは自分で言うのはおかしいかもしれないが、抜群だ。



でもモテないんだな、あたし。



理由?


そんなの簡単



口の悪さが原因。



ほら、よく言うでしょ?


口は災いのもと、って。