心の底から…

「はい!怜奈!」


「えっ!まじで!」


しゅっ



「怜奈ナイス!」




「いやいやすごいのは琉羽だから!」


私?なんでだろう?


まいっか…





「よーし!今日の授業はここまでだ!あと跡部!お前は残れー」


なんでいつもいつも私ばっかなんだよ…



「わかりました…」


「じゃあ解散!おつかれ!次の授業はバレーだからな!」



ったくだりーなー



「先生なんですか?」


「ん?ああ…悪いな…この後そのまま理事長室いっていいぞ」

「……なんでそのこと…」


なんでしってんだ?この教師…


「ああ、お前は忘れたかもしれないけど俺一応蝶龍にいて、稜さんの時代の運転手してたんだけど…」


運転手…


運転手?…


「あ!聡さん?」

「おお!思い出してくれたのか」