学生の頃、運動部に所属していたためか性格的にも体育会系な私はどちらかというと男子の友達のほうが多い。女子は何でも細かくてはっきりしないことが多い。特に女子と女子の間のいじめや嫌がらせは最悪で、可愛い顔をしていても裏では平気でもう一つの顔を持つ。孝太郎の彼女に誤解され平手をくらわされた時、泣いて興奮している彼女を見て腹が立つどころか逆に惨めで可哀想だと同情した。
私は恋愛に対しても少し冷めているのかもしれない。もっと正確に言うと、傷つくのが怖いだけなのかもしれない。