わっしわっしと女のコたちかき分けて。

「たのもぉーっ」

「ちょっと顏貸してくんない?」



……いつの時代の高校生だ。


拍子抜けした俺は、言われるまま赤城愁に引っ張り出され……そこには、りんごがいた。