「い、いたい。」 「ごめんなさいっ!!だ、大丈夫ですか!?」 なにかっていうか人だし! そしてまだ小学生ぐらいの男の子だよ! それに男の子はわたしにぶつかった衝撃で、転んでしまった。 急いで手を差し伸べると男の子はわたしの手を掴んで立ち上がった。 「ありがとう!お姉さんは大丈夫ですか?」 「(うわあ。可愛い子だなぁ。)」 立ち上がった男の子はニコッと笑いそう聞いてきた。