「まぁ、とにかくどうですか?我が校に入学してみませんか?」

「立花さん!ここは入学するべきだ。」

「わたし…あ、の…」


「明後日からご両親と離れ離れになるらしいですね。」

「!!」
ハッと顔をあげて國分さんを見る。

「また独りぼっちになりたいですか。親も友達もいない毎日を過ごすのですか?」