険悪執事





「あんた出来たの?」




「はい」




私の代わりにセバスちゃんが答えた。




「そ……」




「ありがとうな美麗」




「パパの為だもの」




ぽん




パパは私の頭に手をおいた。



私はにっこりと笑う。






「………お嬢様今日お出掛けでは?」



あ……



私は部屋に戻る