「セバスちゃん………」



今にも泣きそうな顔をしている



「どうしました?怖い夢でも見ましたか?」



お嬢様は首を横に振る



「もう………終わりにしようよ」



―――――?



ぎゅ――



お嬢様が私に優しく抱き締める



「大丈夫………美麗さんはセバスちゃんを恨んだりしてない」



ドキン ドキン