容姿端麗6人組



「さささ、39.8ぃ~!」


すっっごい熱!!

やっぱ、お医者さん?
診てもらった方がいいのかな。


「39.8か…/////怜、帰れっ。マジでうつ………ゴホッ、ゴホッ////」

「ああ~、飲み物だよね。ポカリがいいかな。ちょっと買ってくるね?」


智は止めようとしたみたいだけど、ダルくて体が動かなかったみたい。


「ポカリ、ポカリーっと。」


自販機で二本購入。


さ、早く帰らなきゃ。


そう思って、智の家へ向かっていると…………









――ピーポー、ピーポー


横を救急車が通った。

最近多いよね。
事故とか病気とか……


――ドクッ、ドクッ


……ん?

何だろう、この胸騒ぎ。

ザワザワする。


風邪かなぁ。
早速、智のがうつった?







この時は、深くは考えていなかった。




このあと……

何が起こるかなんて

私は、知らなかったんだ。



















「ただいまっ♪はい、ポカリ買ってきたよ。」

「さんきゅ……//////」


少し起き上がって、ポカリを一口飲む。


「まだ顔赤いね。まあ、すぐ下がるわけないか。寝る?」

「ああ、悪いな…////」

「ううん、おやすみ。」