「保健室で、ごめんな。」


隣りのブランコに座りながら、呟いた俊。

そして、また続けた。


「智樹の話をするな、とか言ったりして。中途半端だったよな……。でも俺、自信がなかったからさ。」


自信?

何の話だろ。


「じ、自信って?何の事?」

「気づけよ。てか、呼び出したからには………ハッキリ言うよ。」


ハ、ハッキリ?

何を言われるんだろ。


「怜……」

「は、はい。」


凄い緊張。

思わず敬語に………































「好きだ、………」








































「え…/////」












う、嘘……


今のって、告白

………だよね?



俊が、私を?


嘘だっ


信じられない。








俊が私を好きだなんて…
















「答えはいつでも良いから。待ってる…」




俊はそう言って、公園をあとにした。