容姿端麗6人組



ゆっくりと起き上がるヤツらの顔を、一人ずつ見ていくけど……


怜の顔は無かった……




つかさは、心配そうに倒れている人の山を見続けている。






そして………


人の山は少なくなって、怜の姿が目に映った。





つかさと二人で、怜の側に駆け寄る。


「ん、んぅ……」


頭を押さえながら、うずくまる怜。


「怜っ、頭打ったのか!?」


ヤバイぞ…

頭、打ったりなんかしたら……


「痛いぃ~、、」

「吐き気は?する?」


つかさが怜の肩に手を置いて、顔を覗き込みながら言う。


「だ、大丈夫…。」

「ホントに?」

「うん……。」


良かった。

でも、皆の下敷きになってたんだから。


そうとう、痛いよな…







フワッ…………














「え、キャッ!」