容姿端麗6人組



実行委員会が開かれる、第二会議室へ集まった。

私と智樹が着いたのは、7:25。
既に来ている人は結構多かった。


クラス別に座るため、智樹は私の斜め前に座った。


「多少来てない人もいますが、第一回 体育祭実行委員会を始めたいと思います。」


私たちが席に着いてすぐ、始まった実行委員会。黒板の前に立って進行するのは、三年の生徒会長。
頭も良く、スポーツ万能、顔もカッコいいせいかモテるらしい。

まあ、関係ないけど。


そんな事よりっ!!!


「つかさ、そうイライラするなよ…。」


小声で話しかけてくる智樹。

イライラしまくりよ。
これでイライラしない方がおかしいから。


だって、だって!!
蓮が来ないんだもんっ!!!


てか、舞もいないし…。
残念。。間に合わなかったか…


―数分後―


ガラガラガラッ


「ハァ…、遅れてすみません。」

「次は遅れないように。座って下さい。」


舞は少し息をきらせて、頭を下げた。
黒板に何やら書いていた生徒会長は手をいったん止めて言った。
そして小走りで席に向かった舞。


舞は、一応間に合ったか…。

問題は蓮。
来る気配がしない。
もう来ない気がする。

だって、後15分だよ?
無理っしょ、、

あとで、足蹴り決定ー。