容姿端麗6人組



「ただ~いま~♪」


お姉ちゃん?
帰ってきたんだ。

バイトの帰り??


「お帰りなさい♪」

「あ、舞。久し振りぃー!最近会ってなかったね?」

「だって、お姉ちゃん。バイト、バイトで帰ってくるのは夜中なんだもん。」

「仕方ないじゃん。本当にバイトなんだもん♪」


玄関でサンダルを脱ぎながら、笑って言うお姉ちゃん。


「あ、そうだっ!!舞、彼氏とはどうなの?仲良くやってる?」

「うん♪もう幸せぇ~☆」

「おー、おー♪良かったじゃん!!」


お姉ちゃんが頭をワシャワシャ撫でてきて、髪がボサボサになっちゃったよ。


「あぁー、もう。お姉ちゃんったら…」

「ふふぅー、何ぃ~?」

「何でもないっ!あ、そういえば。お兄ちゃんの元気がないの。」

「千速?何でまた…。」


不思議そうにお姉ちゃんが言う。

そんでお兄ちゃんの事について、お姉ちゃんの部屋で話す事にした。
私たちの部屋は皆二階にある、だから一緒に階段で上へ。