「転校生見にきただけ~♪」
「お前らもか。」
蓮が笑顔で言った。
ん?
つかさがいない。
「つかさは?」
「ああ、何かダルいからいいって。」
「ふーん。」
笑顔から一変。
蓮は顔を曇らして言った。
つかさが一緒に来てくんなかったから、寂しいんだな。
「で、転校生は??」
舞が興味津津で、窓から顔を突っ込んだ。
「あ!!!」
いきなり後ろから声。
後ろを振り返ると、片桐が立ち上がってた。
どうしたんだ?いきなり。
「ああー!久し振りぃ~♪」
舞が知り合いのように、片桐に手を振った。
どんな関係??
「同じクラスじゃないんですね。残念…。」
「まあまあ、いつでも会えるから♪」
片桐がシュンとして言う。
それを明るく慰める舞。
「舞、知り合いなの??」
蓮も窓から顔を出してきて、舞に言った。
舞は笑顔で頷いた。
マジ?知り合い??

