「未成年の子たちに、お酒を飲ませる親がドコにいるの。お父さんも酔うと、手がつけられないんだから…。今日は抜き。」
「絢子のケチ…。」
「ケチで結構です。はい、皆。頂きましょ?」
母さんの号令の元、皆で食べ始めた。
すると、母さんがご飯を食べながら、皆に言う。
「皆、自己紹介してくれる?おばさん分からないから、教えて欲しいんだけど…」
そう言うと、舞が最初に言う。
「えーと、七瀬 舞です。」
「舞ちゃんね?じゃあ、家族構成とかいろいろ教えてくれる??」
母さんが笑顔で言うと、舞は「はい。」と言って話し始めた。
「姉と兄が一人ずついます。姉は大学2年で、バイトしながら一人暮らしの資金を貯めてるみたいです。兄は大学1年で、今彫刻にハマってるみたいです。母は専業主婦で、父はIT関係の仕事をしてます。」
そんなに詳しく話してくれるんだ。
知らなかった、七瀬家の事が結構分かった。
母さんは満足そうに「次っ!」と言って、舞の隣りにいる怜を見た。

