「でも、この青春時代に彼氏がいない、彼女がいない。なんて、哀しいわよ?」
舞が立ち上がって、俊の座ってた位置に座った。
俊が座ってた位置がベッドの上だから、皆を見下ろす感じ。
そしてベッドの上にいるのが、恋人いる俺とつかさと舞の三人。
恋について語ろうって事で、舞が移動してきたんだ。
恋人いるチームが固まって、恋人いないチームの話を聞いてやろうって事になった。
「幸せですよ、って顔してやがる。アイツら…」
俊が俺らを見上げて、ウザそうに言う。
まあ、こういう時ぐらい?
立場を逆転しなきゃねー。
「では、進行を勤めます。七瀬です。」
「質問を中心にやらせて頂きます。駒塚です。」
「皆さんのお答えに、毒を吐かせて頂きます。佐々木です。」
「最後のいらないだろっ。」
俊がつかさに、つっこんだ。
けど、キャラにのらなかった。
って事で、スルー。
俺らベッド組三人は、ノリノリで恋語り大会を始めようとしてるのに。
「はいっ!始めにこちらから質問させて頂きます。最後の佐々木さんの役割は、いらないと思います。」
俊は諦めて、キャラになりきる事にしたらしい。
つかさの役割に疑問があるとの事だ。
つかさは、毒を吐く係。
普通はいらない所だけど、つかさにピッタリの役割。

