「蓮、彼女どれだ。」
「どれって……。」
「ほら、言え言えー」
親父は手招きして俺を近くに呼ぶと、小声で聞いてくる。
「黒髪でポニーテールしてる美人。」
「おっ、お前良い趣味してるな♪あれは上物だぞ~」
親父はそう言って立ち上がると、つかさの前に立った。
そしたら、いきなり……
「C……。」
と言った。
ポカンとしてるつかさ。
Cって何だ?
次に舞、その次に怜の前に立って続ける。
「C……、おー、君D~♪」
怜の前に立って、興奮し始めた。
何がC、Dだよ。
「親父、何の話して……」
俺は言葉に詰まった。
なぜかって??
だって、言われた三人の顔が、見る見るうちに赤くなってきたから。
「当たった??」
親父の言葉に、コクッと頷く三人。
「CとかDとか、何なんだよ。」
「お前は鈍感だなぁ…。彼女たちは、すぐに分かったのに~」
「え!?つかさ、何のこと?」
親父に鈍感だと言われ、つかさに聞いたら怒られた。
「アタシに聞くなっ!!」

