容姿端麗6人組



「やったー♪決まり、決まり~」

「最悪っ……」


俺とつかさの正反対の言葉。

俺は喜び、つかさは怒る。


「俊っ!何オススメしてくれちゃってんのよ!!」

「いいじゃん。別に実行委員ぐらい。サラーっとやっちゃえば。」

「本当にあんた、他人事ね。」

「つかさ頭良いんだし、運動神経抜群だし、リーダー性もあって、体育祭実行委員ピッタリ!蓮だけだと何やりだすか分かんないし、頭の悪さをフォローしてあげないと。」

「俊、人の話聞いてる?」

「蓮はさ、いきなり暴れ出すかもしれないし、縄でもつけないと逃げ出すかも……って、蓮。頭の上に怒りマークがついてるけど??」


俊はニコニコしながら言う。


俺ムカついて、立ち上がる。
俊の机に手をついて…


「あ?頭の悪さをフォロー?俊くーん、頭の良い子の嫌味かな?あはははは」

「そんな事ないよ?ばか正直に言っただけ♪」

「そこ、ばか正直に言うんじゃねえよ?頭の良い子が、自分に『ばか』付けると嫌味に聞こえるよ??」


俊と俺が笑いながら(顔は笑ってないけどね?怒りすぎちゃって…。)話している。

周りは、勝手にやってろ。と言った様子。