容姿端麗6人組



次々に、男も女も俺を推薦。

実行委員って言ったら…
放課後集まったり、仕事が山程あって、すっごい大変なヤツじゃん…

やりたくねーよ、そんなの。


「亮ちゃ……」

「じゃ、男決定~!駒塚 蓮、っと。女は~?」


亮ちゃん、俺は拒否する!!
って言おうとしたら…、あっけなく亮ちゃんに遮られた。


最悪だ…

たく、こうなったら…道連れだ。


「女子は、佐々木さんが適任だと思います。」


俺はやるんだったら、つかさを道連れにしようと決めていた。

絶対、つかさになってもらう。


「はぁ!?人の事、道連れにする気?」


案の定、怒ったつかさ。

でも、こればっかりは引かない。
他の女子とやるぐらいなら、つかさとやるし。


「俺が他の女子と二人で、実行委員やっても言い訳?」

「勝手にやっとれ。全く…」

「それが彼女の言うセリフ?」

「こんな所に、彼女の立場を持ち出すな。」

「いや、持ち出す。絶対なってもらうからな?」

「やりません~。そんな面倒な事、死んでもやりませんよーだ!!」


ガキのような言い合い。
周りはやれやれと言った所だろう。