次々に、男も女も俺を推薦。
実行委員って言ったら…
放課後集まったり、仕事が山程あって、すっごい大変なヤツじゃん…
やりたくねーよ、そんなの。
「亮ちゃ……」
「じゃ、男決定~!駒塚 蓮、っと。女は~?」
亮ちゃん、俺は拒否する!!
って言おうとしたら…、あっけなく亮ちゃんに遮られた。
最悪だ…
たく、こうなったら…道連れだ。
「女子は、佐々木さんが適任だと思います。」
俺はやるんだったら、つかさを道連れにしようと決めていた。
絶対、つかさになってもらう。
「はぁ!?人の事、道連れにする気?」
案の定、怒ったつかさ。
でも、こればっかりは引かない。
他の女子とやるぐらいなら、つかさとやるし。
「俺が他の女子と二人で、実行委員やっても言い訳?」
「勝手にやっとれ。全く…」
「それが彼女の言うセリフ?」
「こんな所に、彼女の立場を持ち出すな。」
「いや、持ち出す。絶対なってもらうからな?」
「やりません~。そんな面倒な事、死んでもやりませんよーだ!!」
ガキのような言い合い。
周りはやれやれと言った所だろう。

