意味が分からないと言った表情。
言った自分が馬鹿みたい……
「ゴメン…、何でもない…。おやすみ。」
つかさの家から離れて行こうと歩き出すと、カッカッカッと音がして…
「蓮っ、忘れ物だよ!」
あれ?
忘れ物なんてあったっけ…
不思議に思って振り返る。
――チュッ…
つかさの顔が目の前にある。
それもそのはず。
つかさが俺の唇に、キスしてきたからだ。
「え……?」
「今、言ったじゃない。忘れ物って…」
「俺の…、忘れ物?」
「そ…/////ああー!見つめないでよ…、恥ずかしいなぁ…/////」
つかさは座り込んで、顔を真っ赤にした。
暗がりで、良くは見えなかったけど…
確かに、街灯が照らしていた。
「お、おやすみっ!!」
急いで家の中に入ってった、つかさ。
俺にしか見せない表情……
で、あってほしいな♪

