「これから、どうする??」
「んー、バイトの時間まで2時間あるから~」
時計を見て時間を確認した後、悩んだ結果。
「ジュエリーショップ行きたいな。」
「ジュエリーショップ??」
「うん。颯先輩がいたって聞いた時、行きたいなって思ったの。今、イヤリング欲しくて♪」
「イヤリングかぁ~、良いよ♪行こっ!!」
ソフトクリームを食べ終えた頃、ジュエリーショップに到着。
入るとネックレスやらイヤリングやら、指輪やら。
たくさん並べられてる。
「あ、これ可愛い~♪」
つかさが目にしたのは、
薄いピンクの石がちりばめられた、シルバーリング。
「ヘ~、可愛いじゃん♪」
値段は、
一、十、百........
じゅっ、十万!?
「高っ……」
ボソッと呟いたのを、つかさは聞いていたらしく。
「そう?」
と言った。