容姿端麗6人組



「やったー!!絶対だかんな♪」

「うん。でも、蓮。私のバイト、何だか知ってんの?」

「知らねー♪」

「知らないのに、何か楽しそうだね?」

「うん♪すげぇ楽しみだから、何だっていいよ。あ…、でも知りたい。何やってんの?」

「クスッ、何だそりゃ。まあ、良いけど。」

「何やってんの???」


顔がだんだん近付いてくる。

てか、近い。近すぎ…


「バ、バー…」

「ババー?」

「違う、違う!barだよ?bar…」

「え?barが、バイト?」

「うん。」


目、見開いて驚いてるけど…

そんなに驚く事、かな?


「行く…、絶対行く!見たいな、つかさのバイト姿♪」

「分かったよ。見にくるんでしょ?分かったから、落ち着こっ」

「落ち着いてるよー!」


蓮は本当に楽しそうだね。

見てて飽きないから、楽しいよ。


私にとって、自慢の彼氏。

蓮は気付いてるかな?


私がこんなに溺れてるって事。

蓮しか見えてないって事。

こんなにも好きになってるって事。



恥ずかしいから、言えないけどね。