「やったー!!絶対だかんな♪」
「うん。でも、蓮。私のバイト、何だか知ってんの?」
「知らねー♪」
「知らないのに、何か楽しそうだね?」
「うん♪すげぇ楽しみだから、何だっていいよ。あ…、でも知りたい。何やってんの?」
「クスッ、何だそりゃ。まあ、良いけど。」
「何やってんの???」
顔がだんだん近付いてくる。
てか、近い。近すぎ…
「バ、バー…」
「ババー?」
「違う、違う!barだよ?bar…」
「え?barが、バイト?」
「うん。」
目、見開いて驚いてるけど…
そんなに驚く事、かな?
「行く…、絶対行く!見たいな、つかさのバイト姿♪」
「分かったよ。見にくるんでしょ?分かったから、落ち着こっ」
「落ち着いてるよー!」
蓮は本当に楽しそうだね。
見てて飽きないから、楽しいよ。
私にとって、自慢の彼氏。
蓮は気付いてるかな?
私がこんなに溺れてるって事。
蓮しか見えてないって事。
こんなにも好きになってるって事。
恥ずかしいから、言えないけどね。

