「おいー、どうなんだよー」
「いや、別に…。そんな報告する事は……」
「へぇー♪じゃあ、つかさちゃんに直接聞いてこよっ!」
はあ?
何でわざわざ聞きに行くんだよ!!
すかさず、一輝の腕を掴んだ。
「何でだよっ!」
「だって、蓮は言いそうにないしー。つかさちゃんと話せる機会ほしいし♪」
何だとー!!
つかさと話させねーし!!
「ね、ね。つかさちゃん♪ちょっとイイかな?」
あちゃー、
いつの間にか、手放してた。
一輝の席って、つかさの横なんだよな。
「何?」
「蓮と親密な関係にあったりする?」
「何で私に聞くの?蓮に聞けばいいのに。」
「あいつ、なかなか教えてくれないんだよ…」
「ふーん、そうなんだ。」
会話がここまで聞こえてくる。
――パチッ
一輝と話してるつかさと目があった。

